桜やアジサイ、蝉時雨や紅葉…
鎌倉は、神社仏閣の参拝だけではなく 季節の移り変わりとウォーキングや散策も楽しめる観光スポットです。
小町通での食べ歩きも楽しいですが、地元の穴場的なカフェで、ゆっくりランチやお茶をしてみるのもいいものですよね。
今回ご紹介するのは、銭洗弁天に向かう途中にある『佐助カフェ』です。
実は私もお気に入りのカフェで、お茶だけではなく ランチや店内の雰囲気を楽しみに、何度も足を運んでいます。
鎌倉駅すぐの小町通の賑やかさから離れ、少し散策をしながら 静かな住宅街の中、鎌倉の自然を感じて アートイベントも楽しめる、おしゃれで落ち着けるカフェです。
アートが好きな方や 落ち着いてお茶や食事をしたい方には、きっと気に入っていただけると思いますよ。
佐助カフェアクセス
佐助カフェの北側には、銭洗弁天があり 鎌倉駅西口(江ノ電乗り場側)から歩いて15分ほどの源氏山公園の手前。
春には源氏山公園で桜も楽しめるロケーションです。
自然を楽しみながら歩いても、あまり距離を感じないのではないでしょうか。
近隣にはコインパーキングがありませんので、車の方は 鎌倉駅近隣のパーキングを利用することになります。
店舗情報
佐助カフェは 2020年に開店した、まだ新しいカフェです。
【所在地】
鎌倉市佐助2-18-15
【電話】
0467-55-6226
【営業時間・休業日】
11:00〜日没まで
不定休(現在は、火曜日と水曜日のようです。)
※HPで休業日を確認できます。
席は、店内に18席と オープンテラスにもテーブルが2つ。
店内は全面禁煙です。
外からの光が明るく差し込み、落ち着ける雰囲気の店内に お客さまが読むことができる本も置いてあります。
店頭にはアルコール消毒剤も設置されていて、トイレさえもきれいで落ち着けます。
これは、ついつい長居してしまうこと必至!
佐助カフェのメニュー
日中の営業ということもあり、ランチやお茶といったメニューがメインになります。
コーヒーのもかなりこだわっていて、コーヒー豆のWEB販売もしています。
【佐助カフェ・主なメニュー】
・ドリンクメニュー ¥550~
コーヒーフロート
佐助ブレンド
煎茶HOT/ICE
抹茶オレ HOT/ICE
ホットチョコレート
・スイーツメニュー ¥440~
佐助プリン
佐助焼き
メニューはほかにも色々な種類があります!
コーヒー、煎茶、鎌倉らしい抹茶のドリンクと、どれもホッとできそう。
フードメニューは ランチにはちょうどいいものばかりだし、スイーツメニューは盛り付けがきれいで 器も味があっておしゃれです。
キツネの焼き印が付いた人気の『佐助焼き』(¥440)も、美味しいです!
小さな今川焼のような風情で、粒あんと、季節のあんから選べます。
1日6個限定の、マスカルポーネチーズケーキ(¥660)もあり これもかなり気になります。
コーヒーカップには、佐助カフェのシンボルマークになっている キツネの絵がついています。
ランチをしてきました
さて、私も数回ランチにお邪魔していますが、いつもオーダーするのがこれです。
ビタミンサラダ!(¥1,100)
体に優しい、体が喜ぶサラダです。
オレンジやラズベリーも入っていて彩りもきれいなサラダに、コーンの冷製スープとパンが付いています。
食事はほかに
・ホットポークサンド(ロースポーク&アボカド&チーズ) ¥1,320
・粗挽きビーフキーマカレー ¥1,320
もあり、こちらも気になります。
以前、アボカド添のハンバーグがあって 次はそれを…と思っていたのですが、スタンダードメニューではないようですね…
外のテラスには、流木アートのトラさんたちが日向ぼっこ。
お天気のいい日は、テラス席が気持ちいいです。
ちなみに、2021年に伺った時のテラスには、赤べこさんがいました。
どうやら、干支に合わせて変えているようですね。
もちろん 赤べこさんも、流木アートです。
食事やお茶のみならず、アートも楽しめる
佐助カフェでは、不定期ですがアートイベントも開催しています。
オーナーさんの「地元のアーティストを応援したい。」という意向で作品展示や お客様参加型のワークショップを行っています。
過去には、植物のハンギングや 書家の個展などが開催されていました。
ワークショップでお客様の描いたアートが飾られていた時もありました。
アーティストの展示のみならず、ゲスト参加型のイベントも開かれるんですね!
アートイベント・『かま展』も開催
アートも楽しめるカフェとして今後は、『かま展』というアートイベントを継続して開催する企画が始まっていて 都度作品の出展者を募っていくようです。
『第0回かま展』は、2021年10月1日から12月26日までの 平面アートの応募期間を設け、2022年1月21日から2月14日までの会期で作品展示をしていました。
審査員による審査や賞も設定されていて、鎌倉市長賞や かま展賞、キッズ敢闘賞もあります。
今後は 市のイベント的なものになって行きそうですし、平面アートのみならず 立体アート部門も開催されるのでは?という気もしますね。
作品は プロアマ問わず出展でき、出展料は1点につき500円。
作品梱包や 店舗への搬入費用・送料などは自己負担で、簡単な事前審査があるということですが、興味のある方は 出展してみてはいかがでしょうか。
※『かま展』HPには、第0回の受賞作品も紹介されています。
かま展に出展するもよし、ふらっと立ち寄ってお茶をしながらアートを楽しむもよし。
ゆったりとした時間が過ごせそうです。
佐助カフェ周辺散策情報
佐助カフェの周辺には、見どころスポットや名所があります。
この佐助地域は、幼少の頃『佐(すけ)殿』と呼ばれていた源頼朝縁の地でもあります。
徒歩で行かれますので、散策のルートにどうぞ。
銭洗弁財天
【所在地】
鎌倉市佐助2-25-16
【電話番号】
0467-25-1081
【駐車場】
10台分あり(無料)
※ただし、土日祝と巳の日は利用不可。
【参拝時間】
8:00~16:30
佐助カフェより、徒歩4分(240m)
正式名称は、『銭洗弁財天宇賀福神社』です。
岸壁や洞窟が非日常感あふれる神社で、金運・財運アップを祈願し ざるに入れたお札や硬貨を奥宮の『銭洗い水』でお金を洗うことでも有名です。
「お金を洗うと何倍にもなる」「商売繁盛」などの伝説は、現代に受け継がれています。
佐助稲荷神社
【所在地】
鎌倉市佐助2-22-12
【電話番号】
0467-22-4711
【駐車場】
なし 近隣のコインパーキングを利用
【参拝時間】
8:00~16:30
1/1~1/3 9:00~18:00
1/4・1/5 9:00~17:00
佐助カフェより、徒歩17分(1km)
佐助稲荷神社は、閑静な住宅街に位置してお言われる地にあり、49基の朱色の鳥居やたくさんの白狐が祀られている風景は圧巻です。
十一面観世音菩薩様に縁結びを祈願したり、ペットのための祈願もできる神社でもあります。
また、源頼朝公を歴史的快挙に導いたことから『出世稲荷』とも呼ばれます。
この神社、映画の『海街diary』の原作の地にもなっていますね!
源氏山公園
【所在地】
鎌倉市扇ガ谷4-649-1
【電話番号】
0467-45-2750(財)鎌倉市公園協会事務所(鎌倉中央公園内)
佐助カフェより、徒歩8分(450m)
この公園は、源頼朝が鎌倉入りしてから800年後の1965年に作られ、芝生の広がる中央公園では大きな『源頼朝公像』が園内を見守っています。
春には桜が見事で 花見客で賑わいますし、秋には紅葉がきれいな自然あふれる公園です。
ピクニックの家族客も多いので、お弁当などを持って訪れるのもいいですね。
まとめ
佐助カフェは 鎌倉の自然を感じて、ゆったりと心と体をリセットできそうな つい長居をしてしまいそうなカフェです。
オーナーご夫妻もスタッフも、温かく気さくな方で 何度も通いたくなってしまうお店ですよ。
テイクアウトやデリバリーもあるようで、様々な情報も含めてFacebookページでも情報を発信していますので、チェックしてみてくださいね。