※当サイトはプロモーションを含みます。
湘南の話題・スポット

『トンボロ』の季節がやってくる!海を徒歩で渡って江の島上陸

『トンボロ』という言葉を聞いたことがありますか?
海で隔てられた島が、干潮時に地続きになる画像を見たことがありますか?

まさに『海が割れる』ともいえるその現象により、現れた砂州を歩いて島まで渡ることが出来る…
そんな現象が『トンボロ現象』と呼ばれています。

江の島へも、通常は江の島大橋を渡って上陸するのですが、トンボロ現象が起こる時には特設の階段が設置されることもあり 浜歩きを楽しめるようですよ。

今回はそんな江の島でのトンボロ現象についてご紹介します。

 

スポンサーリンク

トンボロ現象とは

トンボロ

トンボロとは、干潮時に砂州が海面上に現れる現象を指し、普段は海で隔てられている陸と島が、干潮時に砂州で結ばれて繋がる現象のことをそう呼びます。

2方向からの波と沿岸流が打ち消し合っていて、静かな水域となっている地形であることが、その要因にもなっているようです。

『伊豆の松島』とも謳われる景勝地・堂ヶ島や、香川県・大余島のエンジェルロードなど、日本各地でもそのような現象が起こることが知られていますね。

 

実際Wikipediaでのトンボロ現象とは、海中の障害物に砂が堆積する現象を指すと説明されていて、実際に起こる陸続きになる島のことをタイダル・アイランドと呼ぶと説明されていました。

タイダル・アイランドTidal Island)は、普段は海によって隔てられている陸地と島が、人工堤防もしくはトンボロ現象によって形成された砂州によって、満潮時には島に、干潮時には陸繋島となる島である。 陸繋砂州(トンボロ)の成立過程の過渡的な状態に起こる現象と考えられているが、地形・地質・海流などの要因で陸繋島に移行するかは断定できない。その神秘的な景観ゆえに、その多くはセント・マイケルズ・マウントのように信仰の対象となっている。天然の要害であることから要塞地としても利用されている。

Wikipediaより引用

 

江の島でのトンボロ現象

毎年話題になる、江の島と湘南・片瀬海岸を繋ぐトンボロ現象。
藤沢市観光協会がインフォメーションを発信しています。

江の島でも江戸時代からこの地形を描いた浮世絵が残されており、潮が引いた時に陸続きになる砂州の地形は 海流と自然の力で出現します。

潮の満ち引きの時間とそのタイミングにより、ほんの短時間 砂州を徒歩で江の島に渡るという体験は なかなかレアですね。

江の島大橋の下に降りる仮設階段を設置する日もあり、階段接地の有無については 各設置日の朝8:30から藤沢市観光ホームページにて通知されます。

この仮設階段は、まず湘南大橋を渡った 島の東の手前側『湘南甲北緑地広場』から海岸へ降りられるようになっているそうですよ。

こちらがその、緑地広場。

広場では『江の島トンボロ』と書かれたの看板が設置されていて、『江の島上陸記念トンボロ記念証ダウンロード』と書かれ QRコードも看板も表示されています。

記念にダウンロードするのもいいですね。

江の島のトンボロを体験するには…

江ノ島

トンボロを体験するには…と 江の島を偵察したのは、6月の終わりの午前中。
砂州が続くのは、片瀬東浜から 緑地広場まで。

トンボロの出現と言われる日ではありませんでしたが、だいぶ潮位が低くなっていました。

仮設階段がなくても、浜へ降りられる

仮設階段が設置される日があるとのことですが、それ以外も浜へと降りられるはず…

そう思いながら、小田急線の片瀬江の島駅から島へと渡る地下道を通ると 目に入った案内が。
看板

そもそも、トンボロが主に出現するのは 江の島大橋の東側の片瀬東浜。
この案内のまま、東浜方面に直接向かうのもいいでしょう。

今回は、この案内の『江の島』方面。
江の島大橋へと向かってみました。

橋を渡っていくと、途中で元神奈川県知事の長洲一二氏制作のモニュメントが見えてきます。
石碑

この先に見える階段を下りて行くと、東浜へと向かうことができます。
海岸

また もう1つ、江の島大橋から浜へ降りる手段がありました。
案内版

島の裏側へと渡る遊覧船『べんてん丸』。
その乗り場が橋の西側にあるのですが、乗り場脇から 西側の浜へと降りることができます。
海岸脇

ここからさらに島側へと歩いて行くと…
江の島大橋

橋の下をくぐって、トンボロが出現する側へと抜けることができます。

島の緑地広場の仮設階段だけではなく、このような手段もありますので 参考にしてみてください。

 

 

2024夏のトンボロ出現日・時間

江の島の展望

こちらから、PDFをダウンロードできます。

2024年江の島・トンボロ」出現日程

【 トンボロを安全に楽しむために 】

・当日の気象状況などにより、必ず現れるとは言えません。
ご了承ください。

・2つの海流がぶつかる地形ですので、無理に砂州を渡ることは危険なこともあります。
波が引いて砂州が現れた時に、歩ける箇所を見極めてください。

・ウォーターシューズを履くことをお勧めします。
(状況により、ビーチサンダルでは 足が砂や海水にに取られることがあります。)

 

スポンサーリンク

まとめ

片瀬江ノ島駅

湘南地域で、鎌倉と並んで人気の観光地でもある江の島。

夏には海水浴やマリンスポーツなどのアクティビティがメインにもなりますが、トンボロを体験し エスカーを利用して島内での散策や食べ歩きをするのもいいかと思います。

江の島神社参拝や、岩屋(洞窟)探索。
島外でも、江ノ島水族館バラエティー番組でも紹介された 片瀬すばな通りへとぶらり歩き。

近辺では1日では足りないくらいの楽しさが詰まっているのが、江の島です。
江の島観光・散策のプランに『トンボロ』も加えてみてくださいね。

ABOUT ME
ECCO
こんにちは! サイト運営者のECCOです。 湘南の地での日々をゆるく、でも時にはバタバタと過ごしているシングルです(^^) 元・スイミングインストラクターでもあります。 よろしくお願いいたします。
スポンサーリンク