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湘南グルメ・カフェ

【アカモクを食べよう!】湘南でも人気の海藻 アカモクをどう食べる?どこで買える?

冬季~早春の時期になると海藻の『アカモク』が出回りはじめます。

「え?アカモクって??」
「聞いたことはあるけれど…」

そんな方に、是非一度食べてみていただきたいのが スーパーフードとも言われる海藻のアカモクです。

徐々に話題が広がりその名前が知られるようになっていて、時々 テレビでも健康食として紹介されることもありますよね。

しかし アカモクを知っていても 食べたことがあっても、どこに売っているのかわからない…とか

どんな食べ方があるのか知りたい…とという方も いらっしゃるかと思いますので、今回はアカモクのあれこれをお伝えしていきたいと思います。

 

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アカモクってなに?

海藻

私が初めてアカモクを食べたのは、横須賀市で飲食店をしている友人のお店でした。

お通しとして出された小鉢には、もずく酢のような海藻に ウズラの卵がちょこんと乗っていたシンプルなもの。

それを一口食べてみてビックリ。
海藻特有のねばねばと、何よりしゃきしゃきとした歯触りがすごくて とてもおいしかったのです。

「何、これ?」と聞いて知ったアカモクの存在。
翌日には、販売所を調べて 鎌倉漁協組合に買いに行ったほどでした。

アカモクとは

日本近海の広い範囲で獲れるアカモクは、地域によって呼び名が変わるそうです。
東北ではギバサやギンバソウ、山陰ではハナタレと呼ばれているとか。

海中で10mほどに成長するアカモクは浅い部分で成長するために 船のスクリューや網にひっかかるために、漁師さんには厄介者扱いをされていましたが、リンを吸収して赤潮を防止したり 貝や魚の産卵や育成のために大切な海藻です。

近年、その豊富な栄養が見直され 食用として市場に出回ることが増えてきて、横須賀や逗子など湘南近辺の相模湾で獲れるアカモクも よく見かけるようになりました。

美容と健康に

アカモクのねばねばには、フコイダン・フコキサンチン・水溶性食物繊維が含まれていて、カルシウムやカリウム、鉄分などのミネラルも豊富です。

フコイダンは 他の海藻にも含まれていますが、アカモクはなんと昆布の70倍、もずくの7倍、ひじきの5倍も含まれているそうです。

フコイダンは、血糖値や血圧を下げたり抗アレルギー作用もあり、花粉症の改善も期待されるそうで この早春の季節には是非とも食べたい食物ですよね。

免疫力を高めて、がんの抑制効果に関する研究も進んでいるようで まさにスーパーフード!

1日に10~30gを食べるとよいといわれていますが、10gでも十分な栄養を摂ることができますし、食物繊維も便通をスムーズにしたり 美容のために効果を発揮してくれそうです。

これは、食べない手はありませんね。

 

どこで買える?

乾燥アカモク

最近では、スーパーの鮮魚売り場で見かけることが増えてきました。
乾燥した袋詰めのものと、すでに茹でてねばねばのペーストのような状態でパックやチューブ入りもの、2種類を見かけます。

おすすめは断然、乾燥アカモク。
食べる時に茹でる方が、歯触りが違うんですよね。

鎌倉近辺の海産物を販売している店舗があるようですし、春先は鎌倉漁協などでも販売しているのを知って 買ったこともあります。

※鎌倉漁協では定期的に朝市も開催していますので、そこを狙ってみるのもいいかもしれませんね。

国道134線の海岸沿いなど漁港近くでも、生シラスなどと海産物を販売している場所がありますので、そんなところも要チェックですよ。(自然の物なので、漁獲量により いつも出回っているわけではありません。)

私は先日、辻堂駅直結の『テラスモール湘南』1階の鮮魚売り場で発見して即買いしました。

なかなか近所で見つけられないという方は、ネットで購入もできます。
こちらも、乾燥アカモクと調理済のアカモクがありますので お好みに合わせてどうぞ。

 

アカモクの食べ方

アカモクポン酢

乾燥しているものは調理が必要です。

スーパーなどで販売している加熱調理済の物は、そのまま食べられます。

調理法

ここで乾燥アカモクの調理法をお伝えしますね。

まずは、乾燥アカモクを30分ほど水に浸して戻してください。
最初は、下の写真のような パリパリとした枯草のような状態です。
調理前

黒い枯れ枝のようなアカモクが、茹でられると鮮やかな深緑色になるので さっと湯がくようにして、色が変わったらお湯から引き揚げてください。

こんな緑色になります。
茹でたアカモク

お湯から引き揚げたら 包丁でたたいてください。
たたいているうちにねばりが出てきます。

アレンジ色々

湯がいてたたいてねばりが出たアカモクは、そのまま醤油をかけるなどし食べることができますが、色々とアレンジもできますよ。

ポン酢や三杯酢で

シンプルな美味しさとしゃきしゃきの歯ざわりがわかるのがこれ。
小鉢に入れて、ポン酢や三杯酢をかけてどうぞ。

みそ汁やスープに入れて

みそ汁などの汁物の場合は、水で戻した後のアカモクを そのまま一緒に火を通しても大丈夫。

枝のような茎のような部分があるので、食べやすいように 乾燥しているうちにポキッと折っておくといいでしょう。

お豆腐や油揚げなどと一緒にどうぞ。

サラダなどトッピングに

海藻サラダはもちろんですが、どんな野菜にも合うと思います。

トッピングならば、茹でたままでも たたいて粘り気を出した後でも どちらでもお好みで。
蕎麦やうどん ラーメンにもOKですよ。

卵焼きやお好み焼きに

湯がいてたたいたものを いつもの調理にちょい足しするだけ。
お好み焼きは、アカモクのねばねばで 山芋を入れたようにふっくらと仕上がりますよ。

おすすめは『ねばねば丼』

そして私が一番好きでおススメなのが『ねばねば丼』。
納豆・山芋・オクラなどの 他のねばねば食材と一緒にごはんの上に盛ったものです。

ごはんは酢飯にして、イカそうめんなどを加えると ちょっと贅沢にもなりますし、釜揚げや生しらすと合わせれば 海の香りがしてきそうな『湘南丼』の出来上がり!

他にも、かき揚げや 和風パスタなど アレンジは自由自在です。
是非、お試しを。

 

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まとめ

海岸

以上、スーパーフードの海藻『アカモク』について お伝えしました。

季節も温かくなって 県外の方も湘南地域の海沿いに訪れることが多くなって来るかと思います。

特に江の島近くの片瀬漁港では毎週土曜日の7:00~14:00に直売所での朝市が開かれますし、第3土曜日・日曜には、9:00~15:00にフィッシャーマンズマルシェも開催されます。

朝獲れの新鮮な魚や海産物、フィッシャーマンズマルシェでは野菜の販売やキッチンカーも楽しめますから、アカモクを探しながら 江の島散策などもいかがでしょうか。


乾燥でも調理が簡単で、アレンジ多才なアカモク。
是非とも、1ど食べてみてくださいね。

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ECCO
こんにちは! サイト運営者のECCOです。 湘南の地での日々をゆるく、でも時にはバタバタと過ごしているシングルです(^^) 元・スイミングインストラクターでもあります。 よろしくお願いいたします。
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