鎌倉は神社や仏閣 古くからの街並みと、誰もが持つ『古都』のイメージを今も色濃く残す観光地でもあり、散策をするにも見どころや 気になるカフェなどの店舗も多い街です。
TVの旅番組でも、鎌倉の小町通や江ノ電が映し出される風景は 県外の方にもおなじみになっていますよね。
そんな鎌倉で、行列の絶えない人気のカフェが『ヨリドコロ』。
ヨリドコロは鎌倉・葉山で5店舗を展開する『あったかい株式会社』が経営するカフェで、2015年に稲村ケ崎の江ノ電線路沿いにオープンしました。
『あったかい株式会社』は 「鎌倉の日常を旅する」をコンセプトに 古民家再生事業をベースとし、観光地でもある鎌倉の 当たり前の毎日を伝え、人とのつながりや自然への恩恵も感じて欲しい…そんな想いも感じられます。
2023年5月には 由比ガ浜通り沿い2店舗目もオープンし、特に魚の干物を頂ける朝ごはんや定食が大人気。
メディアでも、多数取り上げられています。
食事も店舗も周りの風景も、鎌倉の『あったかい』日常が存分に味わえる…
今回は、そんなカフェ『ヨリドコロ』についてご紹介をしていきますね。
人気の朝ごはん・干物定食
ヨリドコロといえば、なんといっても人気なのが おいしい干物がいただける朝ごはんと干物定食。
そして「斬新!」「映える!」と話題の、ふわふわメレンゲの卵かけごはんも もはや有名となったメニューです。
朝7:00と早朝から営業開始となり 9:00までは朝ごはんのメニューがありますが、朝ごはんは50食限定で、平日でも8:00過ぎには完売となることもあるので、早めの来店をおすすめします。
ヨリドコロで提供される干物は、藤沢のデパートでも人気の干物店『丸恵』の干物。
アジの開きやサバの干物が特に人気だそうですよ。
サーファーにも人気で、海から上がってサーフボードを抱えてたまま来店される方もいらっしゃるようです。
そんなところに、地元に密着した場所であることも伺い知ることができますね。
定食や食事以外にも、チーズケーキやツバメカフェのコーヒーなどがいただけるメニューもあります。
稲村ケ崎あたりの海沿いを散策した後で、お茶とケーキで ひと休みというのも 贅沢な癒し時間となること間違いなしです。
ヨリドコロ詳細
【ヨリドコロ稲村ケ崎店・詳細】
・所在地
〒248-0024 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1-12-16
※江ノ島電鉄『稲村ケ崎駅』から徒歩2分
・電話
0467-40-5737
・営業時間・定休日
7:00~18:00 ・火曜日定休
・駐車場
なし 近隣のパーキングをご利用ください。
※稲村ケ崎駐車場利用の際は割引券あり
元洋品店の古民家を改造した店舗は、鎌倉の住宅街の街並みにしっくりと馴染んだ景色となっています。
店舗は江ノ電の線路際なので、線路に面した席やテラス席では すぐ目の前を江ノ電が通過するド迫力。
運転士や乗客と目が合うこともあるそうですよ。
店舗内は座敷やテラスを含めて20席ほどのため 常に行列ができる人気店で、席の予約は不可となっています。
お客様が店舗前に並んだ時点でスタッフが、それぞれの名前や人数 連絡先などを確認していました。
席案内の予定時間を伝えられ、近隣を散策しながら待つお客様には 店から電話で席案内を知らせてくれるという親切な対応もしているようですので、近くの稲村ケ崎公園で 海を眺めながら待つのもいいかもしれませんね。
さすがの人気店です。
メニュー
数量限定の干物定食がメインで、提供される干物は天日干しの無添加。
白身をふわっふわなメレンゲにした、こだわり卵の卵かけごはんも大人気です。
休日に早起きをして、ちょっと贅沢な朝ごはんを頂くのがよさそう。
干物とみそ汁と卵かけごはんは、まさに 日本人の朝ごはんそのものですよね。
※朝ごはん 7:00~9:00
- あじ干物定食 980円
- さば干物定食 980円
- ASA(あじ&さば)定食 1,180円
※食事 7:00~18:00
- トッピング
こだわり卵をはじめ、納豆やしらすなどのトッピングが7種。
100円でごはんのおかわりもできます。
卵かけごはんが食べたいならば、干物定食+こだわり卵をトッピング…のオーダーとなります。
※カフェ 11:00~18:00
- ドリンク
コーヒーや紅茶、ソフトドリンクからアルコールとかなりの種類の飲み物が取り揃えられています。
- 稲村ヶ崎の夕焼けソーダ
- 海街モヒート このあたりは、個人的にもかなり気になるところです。
- デザート
こだわり卵の自家製チーズケーキ(680円)を始め、ティラミスやアイスクリーム アフォガード。
ドリンクセットは+300円で、コーヒー 紅茶 ジュースをオーダーできます。
稲村ヶ崎「ヨリドコロ」さんで朝ごはん☀️
地元始発で7時丁度に到着💦
既に店内の江ノ電が見える席は満席だったけど、運良くテラスに一人分の空きが…!卵白を泡立てるのは大変だったけど、おかげでふわとろ&卵黄濃厚😆
💴高めだけど鯖もしっかり脂がのってて、映えだけじゃ無いのが良かった。 pic.twitter.com/2GqD51BXAq— むすか (@moru4kytj8) April 22, 2023
Twitterでも、高評価ですね。
2023年5月に由比ガ浜通り店オープン
2023年5月にオープンした2号店がこちら。
由比ガ浜通り沿いにあります。
こちらも、古民家を再生した店舗です。
【ヨリドコロ由比ガ浜店・詳細】
・所在地
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-10-7
※江ノ島電鉄『和田塚駅』から徒歩3分
・電話
0467-37-8841
・営業時間・定休日
7:00~18:00 ・火曜日定休
・駐車場
なし 近隣のパーキングをご利用ください。
この由比ガ浜通りも雑貨屋や古くからの商店などがたくさん並んでいるので、ぶらりと歩くのも楽しいですよ。
オープン間もない 由比ガ浜通り店へ!
早速、気になって仕方のなかった「ヨリドコロ・由比ガ浜通り店」へと行ってみました。
目的はもちろん、人気の干物定食と卵かけごはん!です。
平日の10:00過ぎ頃に伺ったのですが、待つことなく席へと案内されました。
朝ごはんメニューが終わる9:00頃から ランチの時間くらいまでは、割と穴場な時間となるようです。
店内のメニューはこんな感じ。
通りに面した大きなガラス張りで、明るい店内です。
そして これがおススメのトッピング、こだわり卵。
白身をふわふわのメレンゲにしていただきます。
定食が来る前に卵が提供されるので、ひたすらホイップしてください。
黄身の濃さ、わかりますか?
SNSでも話題になるのも納得ですね。
【ヨリドコロ2号店】
久しぶりの朝活🍳
テラス席がペット可になったと聞いて早速行ってきました。朝ごはん(7:00-9:00)に間に合ったので、アジ&サバハーフ。メレンゲはもこもこにならず、手伝ってもらっちゃった。
平日なので並ばずゆったりでした。今度はティラミス食べたい☕️ pic.twitter.com/wYvE5kGlYg
— いちみ (@yokattanet) May 17, 2023
上のTwitter投稿の動画を見ていただくと、メレンゲを作るコツがわかりやすいですね。
小さな泡だて器の柄を両掌で挟むように持ち、その掌をすり合わせるようにして 電動ホイッパーのように動かしています。
自身でうまくメレンゲにできない時は、思い切って店員さんにお願いしてしまいましょう。
メレンゲ作りを手伝ってくれますよ。
今回 私が食べたのは、あじ干物定食。
予め作っておいたメレンゲの卵を、ごはんから零れ落ちないようにのせます。
干物は甘塩のようですね。
みそ汁も優しい味で、干物の塩味を引き立たせているのでしょう。
小鉢もサラダもお漬物も、どれも 身体が喜びそうで、美味しい…
私はどちらかといえば肉食派で、魚を食べるのが下手で 特に皮を残しがちなのですが、パリッと焼かれたこの干物は 皮ごと完食しました。
次回は、ケーキなどのデザートとお茶もいただいてみたい!
店内は奥行きがあり、壁や柱の色合い 照明も 懐かしさと癒しを感じさせられます。
落ち着きますね~。
2人用のテーブル×6と、10人掛けテーブル×1。
奥にはテラスがあり、ペット同伴もできるとか。
お天気のいい日は 気持ちがよさそうですよね。
メニュー詳細は稲村ケ崎店と同様です。
テイクアウトや干物の贈り物も
店舗では 干物の購入やテイクアウトも可。
お弁当や、焼き上げた干物もお持ち帰りができますよ。
※テイクアウトは、メニュー詳細の最後に掲載されています。
由比ガ浜通り店では、店舗入って左手で干物を販売していました。
ギフトとして購入したり お土産として持ち帰るのもいいですね。
オンラインでも購入できるのですが、こんな干物の詰め合わせを ギフトでいただいたらすごく嬉しいですよね!
レンバイ市場店でも 干物などが購入できます
カフェ店舗だけではなく、JR・江ノ島電鉄 鎌倉駅東口から徒歩3分の『鎌倉市農協連即売所(レンバイ)』でも、ヨリドコロの干物やさつま揚げなどを販売しています。
【ヨリドコロ由比ガ浜店・詳細】
・所在地
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1-13-10
※JR・江ノ島電鉄 鎌倉駅』東口から徒歩3分
・電話
0467-60-6170
・営業時間・定休日
9:00~16:00 ・火曜日定休
・駐車場
なし 近隣のパーキングをご利用ください。
この場所なら、ちょっと鎌倉に寄ったついでに…という時にも利用しやすいですね。ここでは、鎌倉市や 隣の地域の横浜市・長尾台の農家が生産した農作物も直売されています。
まとめ
今回 ご紹介した『ヨリドコロ』を展開する『あったかい株式会社』は、他にも店舗や宿泊施設を葉山にオープンさせています。
【ライフスタイル提案型複合施設・楚々soso HAYAMA】
築100年の古民家を再生し、ガーデンウエディングもできる複合施設。
【ただいまと言える場所・葉山港の灯り】
1日1組限定古民家一棟貸し宿泊施設とANCHORS CAFE。
こちらのANCHORS CAFEでも、干物の定食を頂けますよ。
アンカーズカフェオープンします⚓️
朝ごはん 8:00-10:00.
昼ごはん 10:00-15:00.
Cafe 8:00-15:00.#ANCHORSCAFE#アンカーズカフェ#港の灯り#minatonoakari#葉山朝ごはん#葉山ランチ#葉山カフェ pic.twitter.com/nHO0gP3mAx— 葉山 港の灯り【公式】1日1組限定古民家一棟貸し宿泊施設とANCHORS CAFE (@minatonoakari1) May 19, 2023
年間を通して、レジャーや観光で訪れる方も多い鎌倉・葉山。
朝早くから訪れて ヨリドコロで朝ごはん、鎌倉散策から葉山でゆったり…というプランもいいのではないかと思います。
心も体も 自然と人の温かさに触れて癒され、いらないものをそぎ落とす非日常を過ごすことで、また日常へと戻る活力も得られることでしょう。