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雑記

【葉っぱ切り絵のリトさん】書籍や展示会も話題の 優しい世界はこうして生まれる

皆さんは、SNSやTVでこのような葉っぱ切り絵を見たことはありませんか?

葉っぱに刻まれた、ほっこりと心温まるような 優しい癒しの世界。

かわいらしい動物たちの日常の物語が、小さな そして精巧な切り絵として 見る人の目と心をひきつけて話題となっています。

この『葉っぱ切り絵』を制作しているのは『リト』さんという男性アーティスト。

リトさんとはどんな方なのか?
何故、葉っぱで切り絵をしようと思ったのか?
また、どのように制作しているのか?誰でもできる?

などについて、調べてみました。

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リトさんはこんな人

1986年、神奈川県生まれ。

大学卒業後に、食品関連の会社に就職し 2回ほど転職をしているそうですが「どうも周りとのペースが合わない。」とか、「仕事を覚えられない」などの悩みがあったそうです。

サラリーマンを辞めたあとに自身が発達障害(ADHD)であるとの診断を受け、会社の中でうまく立ち回れなかった自身に納得し、それならば 特性を生かしたことをしよう…と思ったのが 葉っぱ切り絵の始まりだとか。

もともと、美術の勉強をしていたわけではないそうですが、葉っぱ切り絵の前には絵を描いたり レシートで切り絵をしたりもしていました。

細かい作業に対する 過集中ともいえる集中力は、まさにリトさんの特性が生かされているのでしょう。

仕事を辞めて「何かで収入を得ないと」と、切羽詰まったころに スペインのアーティストで葉っぱ切り絵をしている方がいると知り「これなら、自分もできそう!」と思って始めたようですね。

葉っぱ切り絵を始めた当初は、 自身が好きな怪獣やウルトラマンなどをモチーフとしていましたが、反響が少なく。

「切り絵の技術を称賛して欲しかっただけなのかもしれない。」という自身の心のうちに気付いた後で「見る人を幸せにする、切り絵をしよう。」と考えを改め、かわいい動物たちを主役にしていくことにしたそうです。

今やおなじみのカエルくんやクマさんのモチーフは、見る人も自身でストーリーを生むこともできて、感動さえ呼んでいるのだと思います。

葉っぱ切り絵を始めたのは、2020年から。
まだ最近のことなんですね!

童話の世界そのままのストーリーを生き生きと表現し、癒される切り絵を生み出すリトさん。

日常や季節、さまざまな行事の中での動物たちの表情を見ているだけで、こちらも笑顔になってしまいます。

切り絵の技術だけではない、その感性が輝いていますよね。

葉っぱはこうして作品になる

リトさんの切り絵は、なんと1日1作品 作り上げられていて twitterインスタグラムに投稿されています。

1枚の葉っぱ切り絵は、意外にも1本のデザインナイフで切り出されているのだそうです。

緻密で精巧な図案と切り出す技術は、もっと細かなたくさんの種類のナイフを使っていると思っていたので、驚きしかありません。

作業工程としては、構想→葉の裏側に下書き→切り出し作業→撮影→タイトル付けという流れのようですが、タイトルを付けることに一番苦労をするとか。

切り絵自体は2~4時間かけて作成しますが、タイトルがなかなか思いつかずに 2時間もかけることもあったそうです。

切り絵を見た状況そのままのタイトルにするのではなく、見た人の想像を膨らませられるようなタイトルにしたい…という意向もあるために 考える時間もかかってしまうのですね。

【youtube・情熱大陸公式チャンネルより】

SNSにアップするための撮影にも、苦労はあるようです。

背景も青空や夕焼けなど、自然の中で行うのが殆どのために 風の影響にはかなり注意が必要となるのでしょう。

葉脈を利用して、葉っぱが自立できるように仕上げることなど 切り出しにも撮影にも 細部に渡って計算されているのではないでしょうか。

ちなみに、使う葉っぱは 1週間ほどグリセリン液につけたものを使用しているそうです。

グリセリン液に植物を漬けるという手法は、ドライフラワーを作る工程でも用いられるそうです。

カサカサとした質感のドライフラワーより、最近人気のプリザーブドフラワーなどのしっとりとした質感を出す場合に この工程で作られています。

葉っぱも、このような処理を事前にすることで コーティングされたり 生き生きととした質感が長持ちするのでしょう。

 

リトさんの書籍や展示会

日本での人気の高まりから、最近は地方での展示会も開かれています。

世界各国のメディアも注目するその作品を、目の前で楽しむことができるその情報については リトさん自身のSNSでも投稿されますので、是非ともご確認ください。

twitter

リト@スタッフ (@lito_staff)

インスタグラム

リト@スタッフ(@lito_leafart_staff)

展覧会では作品の販売もされているようですが、購入するにも抽選で いつも完売とのこと。

作品の価格は4~6万円ほどが中心のようですが、中には15万円の作品を購入されたファンもいるそうですよ!
その作品は これだとか。

カメレオンくんの模様の緻密さ、ミノムシさんのお布団…
これを自身の部屋に飾ったら、素敵だろうな。

 

書籍に関しても、たくさん発刊されています。

自身で楽しむのももちろんですが、ポストカードやメッセージカードとして使えるものもありますし、プレゼントにしても 喜ばれることは間違いないですね。

 

誰でも葉っぱ切り絵はできる?

さて、リトさんの作品を見ていて 葉っぱ切り絵を自分でもやってみたい!と思われる方もいらっしゃるでしょう。

リトさんほどの技術や細かさではないにしろ、自身の好きなモチーフやキャラクター、想いを葉っぱに刻んで作品にすることは、もちろん可能です。

3歳のお子さんが自身で切った葉っぱ切り絵を、展示会に持ってきて見せてくれたこともあるそうですよ。

それでは、葉っぱ切り絵作品の作り方をご紹介しましょう。

【準備するもの】

葉っぱ
薄くても厚くても切りにくいので、切りやすそうな葉っぱを選んでください。
リトさんは、アイビーやサンゴジュの葉を使うことが多いそうです。

デザインナイフとマット
100均でも購入できます。

細い水性ペン
5㎜以下の物がおススメです。

グリセリン
ドラッグストアで購入できます。

工程は、以下の通りです。

  • 葉っぱを1週間ほど、グリセリン液につけて準備をしておく。
    (グリセリンの工程は、下記の動画を参考にしてください。)
  • 葉っぱをグリセリン液から取り出して拭き、裏に下書きをする。
  • 切る順番は、内側の小さい部分→外の余分を大まかに切り取る→下書きの線に沿って細かく→表から微調整

 

ナイフの刃を垂直に当てて、少しずつ切っていくのがコツのようです。
太い葉脈をうまく利用すると、しっかりと安定しそうです。

下書きをする際には、裏表を反転させて書くことも忘れずに。
また、小さなお子さんの作業は 大人の方と一緒にしてくださいね。

出来上がったら、額に入れて飾っても素敵なはずです。

【youtube・けろちゃん より】

 

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まとめ

リトさんの個性が存分に表現された、温かい気持ちになったり元気にもなれる『優しい世界』をご紹介しました。

意外にも葉っぱ切り絵の経歴は まだそんなに長くないだけに、これからのさらなる活躍の広がりも感じられますし、海外からも引っ張りだこにもなるのでしょう。

ファンがSNSや本で作品を楽しむほか、展示会に足を運んでみたり 誰でも切り絵に挑戦できたりと、葉っぱ切り絵の世界をも切り開いているリトさん。

まずは是非とも、SNSをフォローしてみてくださいね。

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ECCO
こんにちは! サイト運営者のECCOです。 湘南の地での日々をゆるく、でも時にはバタバタと過ごしているシングルです(^^) 元・スイミングインストラクターでもあります。 よろしくお願いいたします。
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