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湘南の話題・スポット

湘南クッキーは、自販機の場所によって値段が違う?一番安い場所はアウトレット?

私の住んでいる地元の道路沿いでは、黄色い自販機が鎮座してるのをよく見かけます。

ジュースでもなく、たばこでもなく。
その、自販機に書かれている文字は…

『湘南クッキー』

そう、自販機でクッキーが売られているんです!
24時間営業で、食べたい時にいつでも買えるという便利さ!

この自販機を初めて見かけたのは、10年以上前だったかな?
当時は結構な衝撃で、その時もクッキーを実際に買ったり どこで作られているのかを調べたのでした。

メディアやTV番組でも紹介されたことのある このクッキーの自販機は、知る人ぞ知る 地元の名物とも言えるのですが
最近では、横浜市内でも自販機の姿を見かけるようにもなりました。

そんな、湘南クッキーは、どこで作られている どんなクッキーなのか?
自販機のある場所は?

そして、設置場所によって、クッキーの値段が違うという噂は本当?

改めてそんなあたりを調べてまとめてみました。

 

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湘南クッキーとは

『湘南クッキー』の名が示す通り、湘南地域である平塚市で 焼き菓子の製造・卸販売をする工場で作られています。

HPによると、自販機だけではなくネット販売もしているようですね。

街の中の自販機では、家庭でお手軽に食べられる商品が並んでいますが、湘南クッキーのHPでは ギフト用の箱に詰められた商品の写真も出てきます。

この製菓工場は1979(昭和54)年から稼働していて、『湘南クッキー』を立ち上げたのが2009(平成21)年。

製造過程で出た、割れたり規格外となったB級品を販売する自販機を工場の横に設置し 直販として販売をしたのが始まりだそうです。

オリジナル商品の開発にも着手していて、催事の店頭販売をすることもあるようですが、基本は自販機です。

 

クッキーアウトレットがすごい!

【湘南クッキー】工場直売のアウトレットクッキーが自販機で買える!

そして、もう一つ気になる言葉が出てきます。
『クッキーアウトレット』

クッキーアウトレットとは、クッキーを作る工場の横に存在する販売スペースのこと。

このスペース中にもやはり たくさんの自販機が並び、そしてたくさんの種類のクッキーが販売されています。
20台ほどの自販機があるとか。(無人です。)

湘南クッキーアウトレット(平塚工場店)アクセス

【所在地】神奈川県平塚市東八幡2-9-23

国道129号線沿いで6台分の駐車スペースがあり、メディアの影響もあり 県外からも購入に訪れる方も多いようです。

また、なんといっても 365日24時間無休のため 夜間にタクシーの運転手さんや 近所の工業団地からの夜勤帰りで購入する人もいる…というのもうなずけますね。

昼間より少し遅めの時間帯や 夜の方が、車は停めやすいかもしれません。

クッキーアウトレットの様子

【湘南クッキー】工場直売のアウトレットクッキーが自販機で買える!

夜でも、中は明るく広いスペースです。

が、ここまでくると もう圧巻の風景(笑)
自販機の壁ですよ!壁!!

さまざまな種類の自販機がずらりと並び、売られているクッキーの種類も 目移りするほどです。

 

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どんなクッキーが売られているのか?

【湘南クッキー】工場直売のアウトレットクッキーが自販機で買える!

この工場で生産するクッキーはもともとOEM商品として卸されて、デパートなどで 各ブランド商品として販売されているもの。(どのブランドなのかは社外秘だそうです。)

そのため、味については 全く問題のないお墨付き商品です。

街の中の自販機で販売されているのは、手軽に買える3枚入りで¥100ほどの単品商品や ¥300くらいの詰め合わせが中心。

クッキーアウトレットでは 工場横での直売ということもあり、さらに種類が豊富です。

洋酒を使った大人向けになるような ちょっと高級なイメージのする焼き菓子や ギフト用にラッピングをした商品もあります。(手提げ袋も売っています。)

激安すぎる九助

アウトレットのクッキーの中でも 製造過程で割れや欠けが生じた規格外商品を『九助(きゅうすけ)』と呼びます。
(に1つ満たないから『助』なのだとか。)

そんなブランドとして卸せない『九助』を さらにリーズナブルな価格でお手軽に買えるのが、クッキーアウトレットの自販機というわけです。

後述しますが、この九助 大容量で¥200~¥300ほどで販売しています。
商品の特性上、自販機に出る種類とタイミングは予測できませんが 見つけたらまずは買っておく!という姿勢が大切です。

※街の中の自販機だと クッキーアウトレットよりも規模や販売する種類は少なくなってしまいます。
九助が街の自販機で買える確率は、ほぼゼロに近いとも思われます。

人気のクッキーは…

調べていくと ここにはあげきれないほどのたくさんの種類が出てくるのですが、自販機・アウトレット共に人気なのは、真ん中にジャムがのった『潮風と太陽』(いかにも湘南らしい!)や『寄木細工』という ココアとバニラの市松模様のクッキーあたりのようですね。

定番のラングドシャや、リーフパイもあります。

また、じゃこがのった四角い『じゃこ瓦』やピーナッツがのった『なぎさの小石』
パイとココアの『潮(うしお)』、あおさをのせた『あおさの磯』…
このあたりも人気商品ですが、もう ネーミングも含めていかにもな湘南ブランドです。

工場横のアウトレットで販売している『湘南ベイウィンドウ』という箱詰め商品は40枚入りで¥1,440(税込)という驚き価格!

売り切れのことも多く、人気の高さも伺えます。

 

自販機は何処にある?

『湘南』の名前がつくこともあり、平塚市・茅ヶ崎市・藤沢市・鎌倉市で多く見られますが、最近では 大和市・横浜市・小田原市にも設置されています。

現在、設置台数は神奈川県内で100台を超えるまでにもなり、週1回ほど商品を補充しているとか。

この販売機は ショッピングセンターの近く、道端、駅のそば、住宅街…と 飲料の自動販売機と同じような感覚で設置されている印象で、特に『自販機マップ』があるというわけではありません。

「こんな場所に?」と思えるような場所にあったりもしますが、黄色地に緑の文字と赤のアクセントの自販機は かなり目を引く存在です。

気になる方、湘南の街を『黄色いクッキーの自販機』を探しながら散策するのもよさそうですね。

ちなみに、平塚の工場から離れた場所に設置された自販機は 輸送費コストの関係もあり、価格が地元より若干加算されている様子です。

 

実際に買って来ました!

と、いうことで 居ても立っても居られず、まずはクッキーアウトレットへ行ってきました。
迷って悩んで、買ったのは以下の4品。

【湘南クッキー】工場直売のアウトレットクッキーが自販機で買える!

パッケージは、中身がわかりやすい透明でシンプルなラッピング。
ちょっとしたB級感もありますね。

・カフェオレラングドシャ
 8枚入り¥130
・潮風と太陽
 6枚入り¥130
・じゃこ瓦(チーズ入り)
 3枚入り¥90

そして!画像手前に見えている、九助の抹茶ラングドシャは、30枚も入っていて なんと¥200!!
少し欠けていたり、縁の焼き色がやや濃くなりすぎ?なだけで 九助としてのこのお値段です。

これだけ買って、トータル¥550とは!太っ腹にもほどがあります。
工場のすぐ隣で展開しているからこその、驚き価格です。

千円札用の両替機がありますが、小銭を用意していくと いいでしょう。
ちょっとした、お土産にもオススメです。

賞味期限も、短いものでも購入日の約1カ月先の日付が印字されていたので もちろん品質的にも問題なしです。

肝心の味ですが、ブランドクッキーを製造する工場の直送品だけあって どれもサクサクで美味しい。
種類が多いので、色々な味が楽しめます。

しかし、九助の抹茶のラングドシャは どこかのブランドの詰め合わせで見たことがあるような???

そういえば、先日横浜市の道端で見かけた自販機で このクッキー詰め合わせを買ったのですが…↓

【街角の黄色い自販機】湘南クッキーはどこで買える?種類は?

横浜では¥360だったこのクッキー、平塚のクッキーアウトレットでは¥250で売っていたのです…

平塚の工場から離れると高くなる…というのは、やはり事実なのか???

 

自販機の設置場所によって値段が違う!

さて、前置きがかなり長くなりましたが、本題に入ります。

『湘南マンマのご自慢クッキー』が、平塚のアウトレットと横浜の自販機では値段が違うことが明らかになりました。

前述のように 工場から自販機までの場所が離れるほど、輸送費や人件費が上乗せされているということが証明されたことにもなりますね。

それならば…と、平塚の工場横のアウトレット自販機と 地元の辻堂駅西口(茅ヶ崎市)近辺の 桜道にあった自販機で、クッキーの値段比較をしてみました。

【湘南クッキー】自販機で買えるアウトレットクッキー・自販機の場所によって値段が違うのは本当?

ちょっと見づらいですが、この自販機では件の『湘南マンマのご自慢クッキー』は…

【湘南クッキー】アウトレットクッキーが自販機で買える!自販機の場所によって値段が違うのは本当?

なんと¥300で販売されています。

平塚 ¥250  辻堂 ¥300  横浜(金沢区) ¥360
ここまでの差が出るのですね。

そして、辻堂の自販機にあった 他の商品は…

【湘南クッキー】アウトレットクッキーが自販機で買える!自販機の場所によって値段が違うのは本当?

こんな感じです。
画像だとかなり見えにくいので、改めて平塚工場アウトレットとの値段比較を以下のようにまとめてみました。(一部商品抜粋)

【商品】  【平塚】  【辻堂】
湘南マンマのご自慢クッキー ¥250 ¥300
潮風と太陽 ¥130 ¥140
カフェラングドシャ ¥130
(8枚入)
¥100
(4枚入)
チョコアーモンド ¥110 ¥120
じゃこ瓦  ¥90 ¥100
なぎさの小石 ¥80 ¥100
あおさの磯 ¥80 ¥90

※すべて税込の自販機価格です

これだけ見ても、一目瞭然ですね。
やはり、工場から離れた場所だと 値段が高くなるというのは本当でした。

※3枚入りの小さいサイズのクッキーは、横浜市でも辻堂と同じ¥100でしたので、内容量が多いクッキーで値段設定を変えているような様子。

平塚と辻堂は、距離にして10㎞ほどの距離ですが、微妙な価格設定がされています。
¥10か¥20ほどの値段の差で これでも、十分安いのですが 『じゃこ瓦』の値段差が大きいのはなぜだろう?

 

まとめ

ドリンクの缶の自販機も、安く割引されているものがあったり 同じ商品でも設置場所により値段がまちまちだったりもしています。

しかし、この湘南クッキーは設置場所が工場から離れると 確かに高くなっていくのだな…というのは今回初めて気づきました。

それでも十分、安く買えることはうれしいですし、自販機の佇まいやラッピングに 若干のチープさもありますが 工場直送の美味しさは間違いありません!

自販機では、いわゆる『ご自宅用』の物がほとんどで、ギフト用にするならクッキーアウトレットでの購入がいいでしょう。

自販機はポツンと突然 道路沿いに姿を現したりもしますが、その姿はインパクトも十分で 初見では二度見が不可避!です。

気になる方、お散歩がてら黄色い自販機を探してみてくださいね。

県外の方にはお出掛けついでに、クッキーアウトレットで たくさんの種類の自販機に並ぶ、たくさんの種類のクッキーから迷いながら購入するのも楽しいと思いますしおススメです。

機会があれば、近くに立ち寄った際には是非~!

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